いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2011年12月30日金曜日

帝国の優しい巨人

引き続き帝国ホテルのお話。メインダイニングのレセゾンで朝食を体験した時に私が一番感動したのがホテルメイドのジャム。最初に運ばれてきたフレッシュジュースの美味しさにもノックアウトだったのに、このジャムは体験したことのない味わいですっかり心を奪われた。なんでしょうね、美味しいフルーツってあるけどそのさらに上、凝縮して結晶化したような味わい。なんて言ったらいいかわからんよ!
ホテル滞在の余韻にひたって思い出してはほくそ笑む。そんな日々を繰り返してほどなく、禁断の扉を開ける日はついにやってきた。旦那の昇進祝いという名目で我々はこの店のこの一皿「ジェラールボワイエ直伝のトリュフのパイ包み焼き」に手を出したのでございます。おそろしあ。残念ながら写真はありません。その日、トリュフづくしに無我夢中になっていたので、それどころじゃ〜ありませんでした。その辺のところは他所の人の参考サイトでお楽しみください。 こちらをクリック ちなみに当時は120周年記念での超お得価格!での提供を受けることができました。

さて2度目のレセゾンで感動したことはいくつかあるのですが、やはり料理がすばらしい。トリュフにほとんど縁のない私ですが「本当にキノコなのね〜」と認識させてくれたし、かつメニュー構成が順を追って薫りが濃くなるよう計算されてることがバッチリ体感できて感心カナメ(←意味はない)。中でもアーティチョークのカプチーノ仕立てとポトフのスープの両者は今思い出しても目が潤むほど美味しかったです。もちろんパイ包み焼きも!また食べたいけど、次は130周年記念かしらね〜。
これは別の機会に撮影したデザートチーズ
このドライフルーツの輝き!

そしてこの日の終盤、デザートチーズで私はまたしても帝国のフルーツ力を見せつけられることになる。チーズワゴンから3つばかりチョイスしたチーズをお皿に盛ってもらうのだが、その際シロップ漬けにされたドライフルーツがそれぞれのチーズに添えられていた。
おいしい、なにコレ
ドライフルーツと言われたけど、しっとりして瑞々しい。香り高くて味わい深く、一口含めば心は都会の喧噪を離れ、昔見た記憶の中で最も美しかった紺碧の海や緑の大地の中を遊ぶ。まあ概ねそんな感じ。これは絶対に体感して欲しい味だ。

一口ごとに味が違う魔法のケーキ
beautiful cake 'Orchard'
このおいしさを知ってしまうと、もうダメ。帝国ホテルには実はもう一つだけ、気になる一品があります。ホテルショップ・ガルガンチュワの「 オーチャード 」。一本、一万五百円のフルーツケーキと初めて聞いた時には「誰が食べるのよ〜」と思ったものですが、レセゾンのフルーツ力を見せつけられた後ではもう気になって気になって…
えへへ、ごめんねルパン、やっぱり買っちゃった
この暴走を誰も止めることはできない

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