いらっしゃいませ

にほんご べんきょう してきて ください
いらっしゃいませ。ずっと試運転中です。予告なく変更しまくるつもりが仕様変更については手付かずです。

2012年6月15日金曜日

命の洗濯をIIIお部屋の巻

シャリアピンパイを堪能してる間に刻限は早くも午後五時。いよいよレセプションへ向かいます。帝国ホテルの宿泊は大きく分けて三つのエリアに分けられる。
銀座側にタワー館。広さも設備もイマドキのホテル仕様。ビジネスユースや団体旅行向き(?)なんでしょうか。高層(21~31階)なので眺望を楽しみたい人はこちらをチョイス(景色は部屋によりけりの様ですが)。
皇居側に本館、上層階(14~16階)にインペリアルフロア。いわゆるエグゼクティブなフロア。各階に和服姿のアテンダントが常駐してきめ細やかなサービスをしてくれる(らしい。庶民的に受けられるサービスはエレベーターに駆け寄ってボタンを押してくれる位のものしか思い浮かばない。あとは挨拶してくれるとか^^;)
同じく本館、通常階(7~12階)に通常フロア。インペリアルフロアとはインテリアと備品が若干違うだけでおおよそ同じ仕様。各階にアテンダントは居ませんがその方が快適という人も実は多い。
部屋のタイプはタワー館スタンダードで32㎡、プレミアデラックス49㎡、スイート66㎡〜という並び。32㎡という大きさはベッドと調度品の間を二人の人間が行き来するのに支障が出ない広さだと思います。ルームサービスをとるのは少々窮屈かなといった所。(ちなみに都心のビジネスホテルは一般に12〜20㎡くらい?)
本館ではスタンダードに該当するスーペリアで32㎡、奥行きがあるデラックスが42㎡、ワンルーム型スイートのプレミアデラックス48㎡〜、そしてJr.スイート(仕切り扉無し)とスイート(仕切り扉有り)が部屋の大きさ各種とりそろえで混在という感じ。
前述の通り、一度だけタワー館に泊まったので今回は絶対に本館を試したい。プレミアDXという欲望もあったけど、スタンダードに泊まってみないと基本がわからない!という事でスーペリアぷり〜ず。

一連の手続きを終えるとカードキーを示してレセプションのお姉さんが一言。「本館スーペリアでのご予約となっておりますが、スイートをご用意できましたのでそちらにご案内いたします。」な、なんですとーー!?今回私達は一休(ホテル予約サイト)のお得プラン三万二千四百円ポッキリ(うち出張補助費差し引いて出費は二万円くらいだけど)で泊まりに来てるのに、太っ腹すぎやしませんかい?これはきっと罠に違いない。だがしかし虎穴に入らずんば虎児を得ず。虎の子を獲りに来た覚えはないけれど「罠だぞ逃げろ!」という心の声とはウラハラに素直に喜び勇んで私達はスイートに案内された。(※結局のところレイトチェックインコンフォートプラン五万円@一休がこれに該当するっぽい)

リビングの比較。左が本館スイート、ちょいとレトロな雰囲気。右がタワー館プレミアデラックス、エレガントモダンな感じ。



本館はリニューアルしたとはいえ1970年竣工なので古臭い印象、なんて言う人もいますが私は古さを感じませんでした。水回りもタワー館より新しい設備が入ってるくらい。ただ一点、浴室に入った時に一瞬カビ臭さを感じました。これは古い配管にこもってる匂いかな。とはいえ入浴剤の香りがとてもよくて、利用してるとカビ臭はすぐに感じなくなる程度。なので気にしなければどうということはない。
本館ダブル

タワー館ツイン
ベッドにさほどの違いなし。どちらも寝心地のいい固めのマット。
眺望は本館なら位置によってまちまち。今回は日比谷公会堂が見える部屋でした。

本館10階からの眺め
タワー館はさすがに見晴らしが良い


本館
リビングからベッドルームを臨む
タワー館
リビングからベッドルームを臨む
HPから拝借すんません
本館はヒストリックホテルに泊まってるんだ〜という充足感が得られる。そういうのが好きな人にはお薦め。逆にそういうことに興味ない人はタワー館でもいいのかな。あ、あとはユニットバスが苦手な人なら本館推奨。本館はバスとトイレが独立式なのでジャパニーズスタイルでお風呂に入りたいなら絶対に本館だ。
参考になりましたか?次回は「オールドインペリアルバー」をup予定でっす。

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