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2017年11月21日火曜日

誰も知らない

どこかで誰かがブログに書いてるようでいながら、実際はそうでもない。なかなか詳細がわからない入院費用のお話です。
緊急に入院して手術とか受けると幾らくらいかかるんだろう?病気と無縁に暮らしているし、保険のチラシなんか見る限り漠然と2〜30万円くらいかかるのかな?という想像しか働かなかった。もとより脳梗塞で緊急搬送、手術をして二週間の入院なら幾らかかるか想像した事もなかった。結論から言います。せ〜の、どん
総額3,500,980えん(食事やタオルレンタル等含む)
明細見て、これから退院だというのに脳みその血管ブチ切れるかと思ったよ。
健康保険のおかげで3割負担になるので実際に退院時に支払う金額はなんやかんやで1,069,050円。まあ、安くはないです。そのための 高額療養費制度 があるんです。さてここからが、まさかの時に役に立つ備忘録。

あまりに高額な医療費がかかる場合、生活が立ちいかなくなる。この制度を申請すれば一月あたりの自己負担額を所得に応じて抑えてもらえるのです。
私の入院時にも病院側から夫に説明があったようですが、もとより幾らかかるという情報がなかったので夫は「どうせたいした金額にはならないだろう」とたかをくくっていて申請をしていませんでした。いざ退院となった時に上記の金額を提示されて青くなる夫。ちなみに高額医療費制度の申請をあらかじめしておけば適用認定証が発行されて退院時に支払う自己負担額は約20〜30万円に抑えられたはず。だからこそ病院側は説明してくれたというのに…ばかばかばか。
身代金100万円を支払わないと私は病院から出られない囚われの身。貯金ができない性格の夫にそんな大金を用意できるわけもなく「おかーさん、お金貸して」といきなり借金のお願い。まーね、私が使っちまったお金だから私が払うのが筋でしょうけどね。
この申請自体は支払い後も有効なので、ドカンと私の貯金は減りましたが申請してから3ヶ月後には(支払い金額ー限度支払額)の差額が戻ってくるのでご安心を。とは言え、差額の払い戻し金は夫の口座に振り込まれるはずなので、あ〜心配だわ〜(^^;)

この制度の良いところは世帯合算ができる事と申請から一年以内なら何度でも月間限度額以上の支払いは免除される事と、さらに4回目以降は限度額の引き下げもしてもらえるので長い療養生活で毎月限度額を越える出費になる家庭には強い味方になる。脳梗塞は再発の可能性もあるというので再び入院手術となって高額請求が来た場合や、看病していた家族が相次いで倒れた時にも合算して活用できるので是非とも申請しておきたい。
こういう制度って我が身に降りかからないとなかなかわからない話。いざという時のために頭の片隅に置いておいてください。
医療保険に入っている人はそちらの申請も忘れずに。

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